意外に知られていない正しい薬の保管方法★【吉塚本町店】
こんにちは!早い梅雨入りをし暑い日が続いていますがいかがお過ごしですか?
今回は正しい薬の保管方法について説明していきたいと思います。
皆さま、処方された薬をご自宅でどのように保管されていますか?
食品と同じように冷蔵庫に保管されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に薬は湿気に弱いため、温度・湿度変化によって生じた結露の水分が薬の成分に影響を及ぼすことが考えられます。
これにより薬はすべて冷蔵庫保管というのは誤った認識になります。
それでは、薬の種類ごとの保管場所についてです。
まず、内服薬と呼ばれている錠剤・粉薬・カプセル剤は室温保管が好ましいですが、
水剤に関しては冷所保管になります。
冷所とは1~15℃のことを言いますので冷蔵庫保管で大丈夫です。
続いては外用薬と呼ばれている坐薬・目薬・塗り薬についてです。
〇坐薬は冷所保管と室温保管の2種類あります。
・肛門から挿入し直腸で体温で溶ける坐薬・・・冷所保管
・水分を吸収して溶けるタイプの坐薬・・・室温保管
※薬局で調剤する場合、冷所保管が必要であれば薬袋に記載又は薬剤師より1言ありますのでご確認下さい。
〇目薬は冷所保管の指示があるものは冷蔵庫で保管し、冷所保管の指示がないものは室温保管が好ましいです。
〇塗り薬は、一部は冷所保管が必要なものもありますが、基本室温保管で大丈夫です。
以上、長文での説明になりましたがここまでお付き合いいただきありがとうございました。
少しでもお役に立てれば幸いです(^-^)
最後に、皆さま熱中症には十分お気をつけてお過ごし下さい。
マイルド薬局 吉塚本町店
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